上図は、後手雁木模様に先手▲3七銀型からの進展で▲4六銀とした変化手順の局面。ソフトの評価値+401で先手有利。
実戦は3七の銀を▲2六銀としたのですがソフトは▲4六銀を推奨していました。
▲4六銀は銀取りですが、△4五歩と反発する筋が気になります。
△4五歩に対抗できる手段を考えてないと▲4六銀は指せません。
▲4六銀に△4五歩なら▲3四飛△4六歩で、ソフトの評価値+468で先手有利。

この手順は△4五歩とすることで角と銀がすべて捌ける展開です。
△4六歩と銀を取った局面がポイントで、ここで正着が指せるかが大事です。
次に△4七歩成とされると、先手玉の近くにと金ができて先手陣も少し危険になります。
そのため自分だったら▲4六同歩を選択していたと思いますが以下△3二金で、ソフトの評価値+433で先手有利。
安全に指すならこの手順になりこれでも先手有利のようですが、ソフトは▲4六同歩で▲3三飛成を推奨していました。
△4六歩以下▲3三飛成△4七歩成▲7四桂△1二飛▲4四龍△8七歩▲同銀△8八角▲1五角で、ソフトの評価値+1412で先手優勢。
この手順は後手が少し甘いところもありますが、△4七歩成には▲7四桂が厳しいようです。
△1二飛に▲4四歩は見えにくい手ですが、△5五角の筋を消すとか▲4三歩成の狙いがあります。
最後の▲1五角は次に▲5三龍の両王手が狙いですが、7四の桂馬が攻めによく効いています。
▲4六銀に△4三銀なら▲3四歩△2二角▲2四歩△3二金▲2三歩成△同金▲3五銀△2四歩▲2五歩で、ソフトの評価値+569で先手有利。

この手順は△4三銀には▲3四歩~▲2四歩がうまい攻めで、これで手になっているようです。
後手は△3二金と受けに回りますが、▲3五銀~▲2五歩の局面は先手が指せているようです。
▲2五歩以下△4五歩▲2四歩△7七角成▲同銀△2二金▲2八飛△7六歩▲6六銀で、ソフトの評価値+1102で先手優勢。
この手順は▲2四歩に角交換から△2二金と辛抱する手で、以下▲2八飛が継続手になります。
次は▲2三歩成が狙いですが、△7六歩には▲6六銀がありました。
▲6六銀は△5五角の筋を消すと同時に、△8六飛なら▲9五角の王手飛車があります。
このような何気ないところですが、受け方が見えてないとこのように指せないのでこのあたりも直ぐに浮かぶようにしたいです。
最初の局面図では▲2六銀の印象が強ければそれしか浮かばない形ですが、▲4六銀と柔軟に指せるようになれば幅が広がるようです。
▲4六銀型をいかした指し方が参考になった1局でした。

















